この記事では、一人暮らしの炊飯器選びについて、マイコン式とIH式の違いを解説し、おすすめモデルを紹介しています。
一人暮らしを始める時に迷うことの一つ、炊飯器どうする問題。
- マイコン式とIHとあるけど何が違うの?
- 一人暮らしにちょうどいい炊飯器の大きさはどのくらい?
- そもそも、炊飯器って必要?
マイコン式とかIH式とか、何が違うのかちょっとわからない、という人も多いでしょう。
主婦歴20年以上の私が、一人暮らしの炊飯器の選び方についてリサーチしてまとめました!
- マイコン式は底から加熱する方式、IHは内釜全体を発熱させる方式
- マイコン式の方が炊飯器を安く買えることが多い
- 味はIH式の方が良い、という人もいるが、マイコン式でも充分美味しく炊ける
- 一人暮らしにちょうどいい容量は3合炊き
- 炊飯器でごはんを炊く方がコスパが良く、食事の栄養面も調整しやすい
マイコン式とIH式の違い、それぞれのメリット・デメリットを細かく説明していきますね。
あなたにぴったりの炊飯器がきっと見つかりますよ!
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一人暮らしの炊飯器はマイコンとIHどっちがいい?

炊飯器には、大きく分けてマイコン式とIH式の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った炊飯器を選びましょう。
マイコン式炊飯器 | IH式炊飯器 | |
---|---|---|
価格 | 比較的安い(1万円以下で買えるものが多い) | 比較的高い(15,000円~のものが多い) |
電気代 | ヒーターが底部分のみのため安く済む | 内釜全体を温めるため高くなることも |
機能 | シンプルなものが多い | 多機能で調理モードがあるものも |
サイズ | コンパクトなものが多い | やや大きめのものが多い |
マイコン式炊飯器

マイコン式は内釜の底の部分をヒーターで加熱し、ごはんを炊く仕組みです。
加熱部分が底面だけのため、大量に炊くと炊きムラが出る場合もあります。
安く買える炊飯器が多く、炊きムラや味の良しあしも、一人暮らしで少量炊く程度であればそれほど気になるものではありません。
- 特徴
- 内釜の底に設置されたヒーターで、内釜を加熱するシンプルな構造
- 価格が安く、手頃に購入できる
- メリット
- 本体価格が安い
- 操作が簡単
- お手入れが簡単なものが多い
- デメリット
- 底からの加熱で炊き上げるため、IH式に比べて炊きムラができやすい
- 火力が弱いため、炊き上がりに時間がかかる
- IH式に比べて味が落ちるという人もいる
我が家の炊飯器は、マイコン式の5.5合炊きのものです。毎日家族4人のお弁当と夕ご飯分を、早朝炊き上がるようにタイマーで炊いています。
お米の銘柄や、炊くときの水分量で味は変わりますが、外食先や実家で炊いたごはんと比べても、マズイということはありません。
冷凍したごはんが不味くなる、という意見がありますが、ふんわりまとめてラップでしっかり覆えば、それほどマズイと感じることはないと思います。
IH式炊飯器

内釜全体が発熱するような仕組みで、全体が均一に炊けるようになっています。
更に釜の中に圧力をかけるタイプのものもあり、ごはんの味にこだわりがある人から人気です。
確かに、圧力なべで炊いたごはんはとっても美味しいんです。
- 特徴
- IH(電磁誘導加熱)技術により、内釜全体を均一に加熱する
- マイコン式に比べて高価格のものが多い
- メリット
- 炊きムラが少なく、ふっくら美味しいご飯が炊けると言われている
- 内釜自体が発熱するため、高い火力で効率的に加熱でき、炊飯時間が短い傾向にある
- 銘柄炊きや調理機能など、多彩な機能がある。
- デメリット
- 本体価格が高い
- マイコン式に比べて本体が大きいものが多い。
マイコンとIHどちらを選ぶべき?
- 価格重視ならマイコン式
- とにかく安く炊飯器を手に入れたい方
- シンプルな機能で充分な方
- ご飯の味にこだわりがない方
- 美味しさ重視ならIH式
- 多少高くても、美味しいご飯を食べたい方
- 炊飯時間や機能にこだわりたい方
- 炊飯以外の料理にも使いたい方
一人暮らしに炊飯器はいらない?
「一人暮らしなら炊飯器はいらない」という意見もありますが、本当にそうでしょうか?
確かにごはんを炊くのはひと手間かかりますが、自分で炊いた方が栄養バランスがとりやすく、コスパもいいんです!

炊飯器のメリット
- いつでも炊き立てのご飯が食べられる
- ほかほかご飯は、心も体も満たしてくれます。
- 食費の節約になる
- 自炊中心なら、コンビニ弁当や外食よりも大幅に食費を抑えられます。
- パックごはんよりも1食あたりの値段が安く済みます。(パックごはんは1食140円程度かかりますが、一人分炊いた場合は1食80円程度だそうです)
- 健康的な食生活を送れる
- 自分でご飯の量を調整したり、雑穀米などを選んだり、健康に気を遣った食生活を送れます。
- ごはんに1品おかずと汁物があれば、栄養バランスを取ることも簡単です。
- 料理の幅が広がる
- 炊き込みご飯やリゾットなど、炊飯器で様々な料理に挑戦できます。
炊飯器のデメリット
- 場所を取る
- キッチンスペースが限られている場合は、置き場所に困ることも。
- 手入れが必要
- 内釜や内蓋など、定期的なお手入れが必要です。
- 電気代がかかる
- 毎日使う場合は、電気代も考慮する必要があります。
- ごはん派でないなら必要なし
- 普段パンや麺類が中心で、ごはんはたまにしか食べない、という人は炊飯器は必要ないでしょう。
結論①:自炊中心なら炊飯器は「あり」!
上記をふまえて、以下に当てはまる方は炊飯器があると日々のQOLが上がります。
- 自炊を中心に食生活をしたい
- 炊きたてのご飯が大好き
- 健康的な食生活を送りたい
- 料理の幅を広げたい
- 食費をできるだけ抑えて生活したい
結論②:電子レンジでごはんを炊く方法もアリ

一人分電子レンジを使ってごはんを炊く、という方法もあります!
1合程度を炊ければ充分、たま~に炊き立てごはんが食べたくなるけど、そのために炊飯器を買うものもったいない。
そういう場合は、電子レンジ対応の一人分のごはんを炊けるグッズを持っておくと、たまに炊き立てが食べたい!というとき重宝します。
ごはんを炊かないときは、おかずの器や保存容器としても使えるので、無駄になることもありません。

一人暮らし向け炊飯器の選び方

一人暮らし向けの炊飯器を選ぶ際のポイントを紹介します。
- 炊飯容量で選ぶ:3合炊きがおすすめ
- サイズやデザインで選ぶ:炊飯器に見えないおしゃれデザインもある
- 必要な機能で選ぶ:シンプルな機能でよいか、多機能が欲しいか
- 価格で選ぶ:IH式の方が若干高め
炊飯容量で選ぶ
一人暮らしの場合、3合炊きがおすすめです。
食事のたびに炊き立てごはんを食べたい人や、1合でも食べきれないで余らせる人には、1.5合炊き程度の少量サイズのものも市販されています。
- 1合:一人分の標準的な量
- 2合:少し多めに炊いて、おにぎりやお弁当にする
- 3合:来客時にたくさん炊ける、一気に炊いて小分けにして冷凍保存できる
サイズやデザインで選ぶ
キッチンスペースに合わせて、コンパクトなものを選びましょう。
一見炊飯器に見えない、デザイン性の高いものも市販されていますので、そういうものから選ぶのも良いですね。
- 本体サイズだけでなく、蓋を開けた時の高さも確認
- 収納場所も考慮して、無理なく置けるサイズを選ぶ
- インテリアに馴染むデザインのものも選べる
必要な機能で選ぶ
必要な機能があらかじめわかっている場合には、機能面で選ぶのもおすすめです。
炊飯以外の機能が必要かどうかわからない、という場合には、予約炊飯機能と保温機能があれば、まずは充分だと思います。
- 早炊き機能
- 忙しい時に便利。ごはんを炊き忘れた時にも便利です。若干味が落ちることはあります。
- 保温機能
- 一人暮らしの場合、長時間保温するとご飯が乾燥してしまうので、使い方には注意。小分け冷凍の方がおいしく保存できる場合も。
- 予約機能
- 帰宅時間に合わせて炊き立てご飯が食べられます。また夜に準備して朝炊き上げることもできます。
- 炊き分け機能
- 銘柄米や玄米など、様々な種類のご飯を楽しめます。
- 調理モード
- 炊飯器でスープやカレー、ケーキが焼ける機能がついているものもあります。
価格や予算で選ぶ
- マイコン式:5,000円~10,000円程度のものが多い傾向です。
- IH式:10,000円~30,000円程度のものが多いようです。
一人暮らしにおすすめの炊飯器:マイコン式
4.1 アイリスオーヤマ ジャー炊飯器 3合 RC-BMA30

シンプルで価格が安い家電を数多く出しているアイリスオーヤマの、3合炊きマイコン炊飯器です。
玄米や炊き込みごはん、おかゆを炊き分けることができ、固め~普通~柔らかめと、好みの食感で炊くことも可能。
お手入れが必要なパーツが少ないのも嬉しいポイントです。
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山善 3合炊き炊飯器YJR-DM051

炊飯器っぽくないコロンとした形がかわいらしい、山善の3合炊きマイコン炊飯器です。
白米のほかに、雑穀米、玄米、おかゆ、炊き込みごはんと炊き分け機能が充実。
パンが焼けるモードもついています!
「クリーンモード」搭載で、炊き込みごはんの後など炊飯器の匂いが気になる時にも、内釜の匂い残りを抑えてくれます。

タイガー マイコン炊飯ジャー3合炊きJAI-R551-W

無洗米コースや煮込み調理もできる多機能タイプですが、マイコン式なので価格は1万円を切っているのが嬉しいポイント。
いろいろな調理を試したいけれど、価格を抑えたい人にはぴったりです。

5. 一人暮らしにおすすめの炊飯器:IH式
次に、IH式炊飯器で3合程度のものをピックアップしてみました。
5.1 アイリスオーヤマ 圧力IH炊飯器 3合 RC-PD30

お米の銘柄50個を炊き分ける、という機能が目を引くIH炊飯ジャーです。
無洗米コースや炊飯以外の調理モードも備え、多機能なのに比較的安価な価格で手に入るのもポイントです。
話題の糖質カットコースがあるのも嬉しいです!

象印炊飯ジャー極め炊き3合 NP-GK05

「豪熱沸とうIH」でお米のおいしさを引き出す、象印の「極め炊き」炊飯器。炊飯器らしい見ためです。
お米のおいしさへのこだわりは炊き方にとどまらず、保温モードが「うるつや保温」「温度高め保温」の2つ用意されています。
パン派の方にも発酵メニューと焼きメニューがあり、焼き立てパンが食べられるのが嬉しい!
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ツインバード IH3合炊きRM-D793

米どころ、新潟燕三条の家電メーカーが作った、IH炊飯ジャーです。
1000Wの大きな火力で一気に炊き上げ、お米のおいしさを最大限に引き出してくれます。
食感の調節は好みに合わせて5段階で可能。微妙な好みを炊き分けてくれます。
また、早炊きモードなら20分弱でごはんが炊けるので、シャワーを浴びている間に炊き立てごはんができちゃいます!

一人暮らしの炊飯器はマイコンとIHどっちがいいかまとめ
一人暮らしにおすすめの炊飯器を、選び方からおすすめモデルまで紹介しました。
- 価格重視ならマイコン式
- 美味しさ重視ならIH式
- 自炊中心なら炊飯器は「あり」!
この記事を参考に、あなたにぴったりの炊飯器を見つけて、快適な一人暮らしを送ってくださいね。
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